生まれながらの強運で順風満帆の人生を送ってきた八百富永寿は、ある日突然自らを“疫病神”だというヤトに憑かれてしまう。どうやらヤトは八百富にしか見えていないようで、更には拝んだ地蔵も喋りだす始末……。それから彼の日々は一変、嘘みたいな不幸に次々見舞われるように。しかし、家事や気配りが完璧なヤトとの生活になんとなく慣れ始めていた。そんな中、神様界の支配人にヤトが呼び出されて……。