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桜沢エリカ・トークイベント 『Erica's Favorite Books ~桜沢エリカ先生 トークイベント報告〜』

トークショー風景

定員を超える応募で、イベントスペースはいっぱい。

●3匹の猫たちの写真

 3月25日にコミックス『もふっ♡とさせて』(発行・ホーム社)『テリフィック!』(発行・集英社クリエイティブ)が2冊同時発売になった桜沢エリカ先生。この発売を記念し、4月8日、東京・神楽坂のブックカフェ『神楽坂モノガタリ』で、桜沢先生とフリー書店員・久禮亮太(くれ りょうた)さんによるトークイベントが開催されました。
 イベントが始まると、まずはスクリーンに桜沢家の3匹の猫ちゃんの姿が映し出されました。
「(メロちゃんは)私が一番愛してる天使」「(ルルちゃんは)鼻に、猫には珍しくそばかすができて鼻くそみたいなんですよ(笑)。女の子なのにかわいそう。UVの必要性を感じています」などなど愛情のこもった口調で語る桜沢先生。
 写真を見ながら3匹の日常について説明していくなか「長毛の猫って描くのが難しくて、毛で太ももがどうなってるのとか、ぱっと見ではわからないんですよ。苦労してます」といった創作上の苦労が明かされる一幕も。
 書店員の久禮さんからは、桜沢先生におすすめの猫本が紹介されました。
 今回登場したのは『ネコ学入門』(クレア・ベサント著/築地書館)『老人と猫』(ニルス・ウッデンベリ著/エクスナレッジ)の2冊。
 自分のために選んでくれたということに感激した様子の桜沢先生でしたが、
「これは買って帰らないといけないということですね」と会場を笑いに包んでいました。

店内展示

店内には桜沢先生の既刊のほか、カラー原画の展示なども。

●本棚から見える創作のルーツ

 ひとしきり猫の話題で場が和むと、今度は桜沢先生の自宅の本棚を撮影した貴重な写真が公開されました。
「私はサザエさんとディズニーで育ったんです」
 という桜沢先生らしく、本棚には少女時代からの愛書『サザエさん』や長谷川町子に関する蔵書、ディズニーのアートワークを手がけたメアリー・ブレアの図録などが並んでいます。
 他にも茶道、バレエ、着物、インテリアと、創作の世界にもつながっていく桜沢先生の関心の広さが並んだ背表紙から垣間見えました。
 インテリア業界で働く女性を描いた『テリフィック!』や他の著作などから、桜沢作品の本質を「生活を美しくする」ことと読み解いた久禮さんからは『夢見る家具 森谷延雄の世界』(本橋浩介ほか著/INAX出版)『ワーキングカップルの人生戦略』(小室淑恵ほか著/英治出版)『発声と身体のレッスン』(鴻上尚史著/筑摩書房)と多ジャンルの本が紹介され、桜沢先生はその都度、関心深げに聞き入っていました。
 イベントの後半では質問タイムも設けられ、連載作品を複数抱えながら趣味や関心を積極的に広げていく桜沢先生に、ファンの方が「時間の使い方」を尋ねると「バレエを観に行くとか歌舞伎を観に行くとか予定を入れないとだらだらしてしまうので、仕事以外の時間はとにかく入れられるもの(予定)は入れるようにしています」と答えるといった場面も。
 他にも桜沢先生の著書『贅沢なお産』を読んでご自身も自宅出産に挑戦されたというファンの方との出産に関するやりとりなど盛況のまま2時間のイベントは幕を閉じました。

店内展示

『もふっ♡とさせて』の作中に登場した猫グッズの販売も

●プロフィール

桜沢エリカ

桜沢 エリカ

漫画家。猫エッセイ『しっぽがともだち』などが有名。
現在は『スタアの時代』(女性自身)、『もふっ♡とさせて』などを連載中。
Official Blog:http://lineblog.me/sakurazawaerica/

久禮 亮太

久禮 亮太(くれ りょうた)

フリーランスの書店員。
ブックカフェの選書、書店員の実務指導などを行っている。
Twitter:@ryotakure

●店舗情報

神楽坂モノガタリ

神楽坂モノガタリ

住所:東京都新宿区神楽坂6-43
公式サイト:http://www.honnonihohi.jp/

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